過去の芸術の徹底破壊 [20世紀・美術・イタリア]

機械化によって実現された近代社会の速さを称えるもので、20世紀初頭にイタリアを中心として起こった前衛芸術運動。

この運動は文学、美術、建築、音楽と広範な分野で展開されたが、1920年代からは、イタリア・ファシズムに受け入れられ、戦争を「世の中を衛生的にする唯一の方法」として賛美した。

1909年にイタリアの詩人フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティによって起草された「未来主義創立宣言」がその発端である。

よりセンセーショナルにするため前世紀の有名な共産主義者宣言に倣い、題名には「宣言」が使われた。

内容は前年に出版されたジョルジュ・ソレルの「暴力論」に影響を受けており、あらゆる破壊的な行動を讚美する非常に過激なものだった。

未来派の思想は「未来主義」と呼ばれることもある。

未来派の主要な芸術家・美術家としては以下のような人物が挙げられる。
update:2010年03月06日